2023.11.22 02:50江戸川大学オープンカレッジ講演「風呂から人間が見えてくる」江戸川大学オープンカレッジ講演 「風呂から人間が見えてくる」 11月20日 風呂は汚れを落とすため・・・だとそれで終わり。 世界に視野を広げれば、成人式、結婚式での入浴やら、ゴミだらけガンジス川での沐浴やら、犯罪者も捕縛されないアジールとしての共同浴場等々、実に多彩多様。 日本の中でさえ、肥料を作るために入浴という「肥やし湯」やら、寺院そっくりな東京銭湯の疑似死体験まで色々だ。 他方で、水の霊力や温泉パワーに頼るなど、人間は意外に同じとも見えてくる。 文化人類学の目で見れば、風呂も「そういうことだったんだ!」という文字通りの知的「極楽、極楽」体験の場というわけだ。
2023.11.15 01:24江戸川大学オープンカレッジ講演 「清潔、不潔の文化人類学で人間探検」江戸川大学オープンカレッジ講演「清潔、不潔の文化人類学で人間探検」 11月13日 なんで・・・うんちは汚いの?トイレは「ご不浄」なのに神様がいるの?他人と触れると気持ち悪いの?痴漢は猥褻なの?そもそも汚い、気持ち悪いって何?といった、身近ながら考えることもなく、当たり前すぎて考えても??な疑問に文化人類学の目で挑戦。 そういうことだったんだ!という知的発見の楽しさを伝える、常識揺さぶり講座。 (写真はパリの地下に張り巡らされた巨大な下水道トンネル)
2023.11.01 03:25日本経済新聞に解説掲載エスカレーター歩行を禁じる名古屋市条例に関する解説が、日本経済新聞で紹介されました。 エスカレーター片側空けははやさを絶対視する高度経済成長期に始まったこと、エスカレーターは立ち止まって乗ることを前提に設計されており、歩くことは危険なだけでなく、多くの人を困らせていることを指摘しています。 日本経済新聞10月31日朝刊 日本経済新聞(電子版) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE293UB0Z20C23A9000000/