2024.04.08 00:31『毎日新聞』(web版)に解説掲載『毎日新聞』(web版)に解説掲載 大阪・関西万博の最寄り駅夢洲駅に、片側空け防止対策を施した日立製エスカレーターが設置されます。 万博は歴史的にエスカレーターと関係が深く、未来社会の在り方を提示する大阪・関西万博での取り組みに期待したいと解説しています。■掲載『毎日新聞』3月16日(web版)。紙面への掲載日は未定。
2024.04.08 00:30NHK「チコちゃんに𠮟られる!」に出演NHK「チコちゃんに𠮟られる!」に出演します なぜ見るだけ見て何も買わずに店を出るのが「冷やかし」なのかを解説 MC岡村隆史さん、ゲストは矢吹奈子さん、シソンヌの長谷川忍さん■日時 2月16日金曜19時57分~20時42分 2月17日土曜8時15分~9時00分(再放送)■放送局 NHK総合テレビ(全国) NHK+(放送終了後もPC、スマホで視聴可)■番組ホームページ
2024.04.08 00:28きらり鎌ヶ谷市民会館で講演きらり鎌ヶ谷市民会館で講演「パンデミックから人間、日本人を考える―文化人類学の視点から学ぶ―」 疱瘡から新型コロナまで、いつの世も病、パンデミックという不幸は繰り返し襲う。これに対して人間は病、パンデミックをどう考え、対応してきたのかを、現代の科学的対応と伝統的な対応を対比して考察。 いつの世も人は理解できないこと、見えないもの、どうしてよいかわからないことを恐れる。それゆえ、病因を特定、可視化し、防御法、治療法を決めるが、病因は鬼、怨霊、疫病神の侵入だから、対応は村境でそれらの侵入を防ぎ、呪術で排除する、川に流すなどという伝統的対応も、病因はウイルスの侵入だから検疫で侵入を防ぎ、洗い流し、消毒し、薬で排除するという現代医学も、基本的には同じ発想だ。 ...
2024.01.22 05:03講演「髪から自分、日本人、人間という人類最大の謎が見えてくる-髪の文化人類学-」東京都理容生活衛生同業組合で講演 なぜウンチ、雑草は汚いのか?なぜインド人は口をつけないで飲むのに青空トイレ大国なのか?なぜ抜け毛、ハゲが汚いのか?といった疑問から、汚いとは、衛生とはなにかを検討。 さらに、なぜ通過儀礼で髪を切るのか?なぜ学校や国家が髪型、髪色を統制しようとするのか?といった疑問から、髪とアイデンティティの関係を検討し、衰退する日本にとって「髪の自由」を守ることが重要と主張しました。
2024.01.16 01:06FBS福岡放送「めんたいワイド」に出演FBS福岡放送「めんたいワイド」に出演 テーマは江戸と現代の鰻料理。 江戸の町では上流階級向けに江戸前を出す料理屋とは別に、屋台、行商が地方産を売る“ファーストフード”もあったこと、天然鰻は秋、冬が旬で、現代の夏、土用集中は宣伝戦略と養殖技術の影響と解説します。■日時 1月16日火曜15時48分~19時00分■放送局 FBS福岡放送(福岡、佐賀全域。山口、長崎、熊本の一部)■番組ウェブページhttps://www.fbs.co.jp/mentai/
2023.12.27 01:04NHK総合テレビ「チコちゃんに𠮟られる!」拡大版スペシャルに出演NHK総合テレビ「チコちゃんに𠮟られる!」拡大版スペシャルに出演します。 正月の福笑いでおなじみながら、ほとんど知られていない「おかめ」と「おたふく」の違いについて解説します。MCは岡村隆史さん、ゲストは田中裕二さん、吹石一恵さん、溝端淳平さん。■日時 12月29日金曜19時30分~20時42分(特番のため通常より30分早く、また30日土曜朝の再放送はありません) 「NHK+」では放送終了後も視聴可。■放送局 NHK総合テレビ(全国)■番組ホームページ、予告V https://www.nhk.jp/p/chicochan/ts/R12Z9955V3/episode/te/ZYQN4RZ6Z9/
2023.12.24 01:13講演「日本語ボランティアのための文化人類学講座~多文化共生社会をしなやかに、したたかに生きるコツ~」 鶴見国際交流ラウンジで講演「日本語ボランティアのための文化人類学講座~多文化共生社会をしなやかに、したたかに生きるコツ~」 鶴見国際交流ラウンジは、国際都市横浜の中でも特に古くから多文化化が進む鶴見区に設けられた市の施設で、横浜市国際交流協会が運営。 人口が急減し、衰退する日本にとって、多文化社会化は避けて通れない道。しかし異文化との出会いは多くの深刻な問題を生む。言葉の問題も「重要」ではあるが、さらに「重大」なのは「食べる」「出す」「きれい・汚い」「気味が悪い」「恥ずかしい」といった人間が生きていく上での基本にかかわる身近な問題。 そこで鶴見区で国際交流ボランティアに取り組む皆さんに、多文化共生社会をしなやかに、したたかに生きるコツである「文化人類...
2023.12.18 07:05江戸川大学オープンカレッジ講演 「落ち葉、雑草から日本、日本人、人間が見えてくる」江戸川大学オープンカレッジ講演 鬼先生の人間探検講座 12月4日「落ち葉、雑草から日本、日本人、人間が見えてくる」 なぜ紅葉はきれいなのに落ち葉は汚い?ぬれ落ち葉、草ぼうぼうが特に汚いのはなぜ?なぜ山の中の落ち葉、野草園の雑草は汚くない?など、身近過ぎて考えることもない謎に文化人類学の目で挑戦。 日本人以上に植物を徹底的にコントロールしようとするニュージーランド文化をも紹介し、「汚い」の背景には、ものの分類、空間の分類を不明確化する存在への嫌悪、自然への嫌悪があることを示した。 当然のように思っている「自然が大好き」、「自然を守ろう」、「都市にもっと自然を」などという「常識」も、その程度のことであることも強調。
2023.12.03 09:35江戸川大学オープンカレッジ講演 髪から日本、日本人、人間が見えてくる江戸川大学オープンカレッジ 鬼先生の人間探検講座 11月27日髪から日本、日本人、人間が見えてくる なぜ伸び放題の髪や爪は汚いのに、マニキュアしたり、整髪するときれいなのか?なぜハゲを嫌がるのか?なぜ校則や「国民精神総動員法」で髪型や髪色が強制され、警察官や兵隊は制帽をかぶらされるのか?そもそも髪型とは何か?といった、当たり前過ぎて考えもしない、考えても???な疑問をアイデンティティという視点から考察。 さらに髪が霊力を持つものとされ、呪術、通過儀礼、船霊などに用いられることにも注目し、そもそも人にとって髪とは何なのかを考えた。
2023.11.22 02:50江戸川大学オープンカレッジ講演「風呂から人間が見えてくる」江戸川大学オープンカレッジ講演 「風呂から人間が見えてくる」 11月20日 風呂は汚れを落とすため・・・だとそれで終わり。 世界に視野を広げれば、成人式、結婚式での入浴やら、ゴミだらけガンジス川での沐浴やら、犯罪者も捕縛されないアジールとしての共同浴場等々、実に多彩多様。 日本の中でさえ、肥料を作るために入浴という「肥やし湯」やら、寺院そっくりな東京銭湯の疑似死体験まで色々だ。 他方で、水の霊力や温泉パワーに頼るなど、人間は意外に同じとも見えてくる。 文化人類学の目で見れば、風呂も「そういうことだったんだ!」という文字通りの知的「極楽、極楽」体験の場というわけだ。
2023.11.15 01:24江戸川大学オープンカレッジ講演 「清潔、不潔の文化人類学で人間探検」江戸川大学オープンカレッジ講演「清潔、不潔の文化人類学で人間探検」 11月13日 なんで・・・うんちは汚いの?トイレは「ご不浄」なのに神様がいるの?他人と触れると気持ち悪いの?痴漢は猥褻なの?そもそも汚い、気持ち悪いって何?といった、身近ながら考えることもなく、当たり前すぎて考えても??な疑問に文化人類学の目で挑戦。 そういうことだったんだ!という知的発見の楽しさを伝える、常識揺さぶり講座。 (写真はパリの地下に張り巡らされた巨大な下水道トンネル)
2023.11.01 03:25日本経済新聞に解説掲載エスカレーター歩行を禁じる名古屋市条例に関する解説が、日本経済新聞で紹介されました。 エスカレーター片側空けははやさを絶対視する高度経済成長期に始まったこと、エスカレーターは立ち止まって乗ることを前提に設計されており、歩くことは危険なだけでなく、多くの人を困らせていることを指摘しています。 日本経済新聞10月31日朝刊 日本経済新聞(電子版) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE293UB0Z20C23A9000000/