江戸川大学オープンカレッジ講演 鬼先生の人間探検講座 12月4日
「落ち葉、雑草から日本、日本人、人間が見えてくる」
なぜ紅葉はきれいなのに落ち葉は汚い?ぬれ落ち葉、草ぼうぼうが特に汚いのはなぜ?なぜ山の中の落ち葉、野草園の雑草は汚くない?など、身近過ぎて考えることもない謎に文化人類学の目で挑戦。
日本人以上に植物を徹底的にコントロールしようとするニュージーランド文化をも紹介し、「汚い」の背景には、ものの分類、空間の分類を不明確化する存在への嫌悪、自然への嫌悪があることを示した。
当然のように思っている「自然が大好き」、「自然を守ろう」、「都市にもっと自然を」などという「常識」も、その程度のことであることも強調。
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