「デジタル空間で高輪ゲートウェイ駅周辺のガイドブックをつくるワークショップ」で講演

「デジタル空間で高輪ゲートウェイ駅周辺のガイドブックをつくるワークショップ」で講演

 国交省都市局主催、JR東日本などが実施する3DマップとRe:Earthソフトでガイドブックを制作しようというプロジェクトで、斗鬼は、「江戸・東京は光り輝く花の都か?都市の光の空間、闇の空間」と題して講演。

 死、性、犯罪、排泄物、さらには怨霊といった都市に暮らす人々自身が発生させる穢の排除とそれを担う人々、また鬼、疫神、厄神など都市空間に侵入するものへの防御といった、現代的都市計画とは異質な文化人類学的視点から高輪を考察。

 現在は華やかな光の都市である港区高輪は江戸時代にはゲートウエイ、つまり都市の境界的空間であり、こうした排除と防御という機能を担った地域だったことを指摘、現在、未来の町を考えるに際して、歴史を踏まえることの重要性を強調。

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