読売新聞に大阪・関西万博のエスカレーターについてのインタビューが掲載されました。
会場では歩く人はほぼおらず、混雑していると左右両方に、という乗り方が定着。博覧会という非日常的な場で、かつてのエスカレーターのように、乗ること自体を楽しんでいる様子が見られます。
他方会場最寄りの夢洲駅では、歩行を抑止する日立製エスカレーターが設置されていますが、種々の工夫を凝らしたせっかくの新型エスカレーターが十分にPRされていないのが残念です。
名古屋市の駅では歩行を検知して警告する装置が設置され、効果が出ています。しかしこうした装置が普及して監視社会になってしまう前に、急いでいるのではなく実は急がされているのだということを認識し、20世紀的価値観を脱して、社会を変えていくことが大事と主張しています。
0コメント