『日本人が知らない世界の祝祭日事典』出版

『日本人が知らない世界の祝祭日事典』（淡交社、1870円）発売！

　緑色のビールを飲み、川まで染料で緑色に染めてしまうシカゴの聖パトリックデー、電気も火も車も使用禁止どころか一切の活動が禁止というバリ島のニュピ、無数の饅頭を貼り付けた14mもある塔によじ登ってパンデミックに対抗するという香港の長洲饅頭節など、世界には多様な祝祭があります。

　既存の祝祭日の本は何が行われるのかを紹介するものだけでした。対して本書は、単なる紹介にとどまらず、文化人類学の視点から、祝祭日の背後にある社会的、文化的、歴史的背景、価値観などまで紹介し、世界の諸民族、比較による日本人への理解をも深める内容をめざしました。

　さらに、なぜ正月はめでたいのか？なぜサンタクロースは赤い服なのか？なぜ日本の成人式は荒れるのか？といった、そういえばなぜ？という身近な疑問への答えも提供しています。

日本人が知らない 世界の祝祭日事典-淡交社 本のオンラインショップ

世界の祝祭日を知ることで、各国の歴史・風俗・文化などが見えてくる! 世界にはその土地に根差した独自の祝祭日がある   「冥界の神が地上に這い上がるため、火・電気の使用が禁止される日」(インドネシア)や「待ちわびた夏の訪れを祝う日」(スウェーデン)、そして「ベルベット革命記念日」(チェコ)など世界にはその土地の歴史や文化に根差した祝祭日があります。そんな日本人にとっては馴染みの薄い祝祭日も、その国にとっては「祝う」「節目とする」日。世界各地の特徴的な祝祭日を取り上げ、その背景(=歴史や風俗、文化など)を紹介します。単なる祝祭日の羅列説明ではなく、著者・斗鬼氏の研究領域である文化人類学の視点に立った比較文化論を盛り込み、機知に富んだ内容の一冊です。   目次PDFはこちら   斗鬼正一／著 ISBN：978-4-473-04521-8 発売日：2022/9/22 四六判 並製 224頁（2色刷）

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斗鬼正一文化人類学研究室

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