『高翔』に「空けるな危険!-エスカレータ片側空けパンデミック-」掲載
『高翔』は自動車メーカーと技術者、研究者が作る自動車技術会関東支部刊で、2022年1月発行の77号特集は「あける」。
斗鬼は「空けるな危険!-エスカレータ片側空けパンデミック-」と題して、世界、日本のエスカレータ片側空けという文化の歴史、現状、それぞれの背景にある時代、社会の価値観を紹介。
片側空けパンデミックがここまで蔓延してしまった背景には、欧米や東京の文化への崇拝、高度経済成長期、バブル経済期の「はやいことは良い事」という価値観があることを指摘。
前世紀の遺物であるエスカレータ片側空けを止めることは、単に安全向上だけでなく、「もっとモーレツダッシュして」「24時間戦えますか」といった効率一辺倒の社会から、働き方改革、生き方改革、そして心豊かな成熟社会への初めの一歩になると主張しています。
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