読売新聞オンラインに埼玉県「エスカレーター歩かない条例」に関するインタビュー「コロナ社会が問いかける先は・・・エスカレーター片側空けを考える」掲載

読売新聞オンラインに埼玉県「エスカレーター歩かない条例」に関するインタビュー「コロナ社会が問いかける先は・・・エスカレーター片側空けを考える」掲載

 26日に埼玉県議会で成立する見込みの条例案についての詳しいインタビューです。マナーとは本来一人一人が考え、行動して作っていくべきものですが、エスカレーターマナーに関しては、10数年に及ぶ呼びかけにもかかわらず、ほとんど状況が変わっていません。

 おまけにコロナ禍の「副反応」として、ベルトにつかまりたくない、隣りに人が立つのがいやという人が増え、さらには障碍者、高齢者、子連れといった弱者への「敵対、分断、差別」も強まってしまっています。

 こうした状況下、強制、監視、罰則ではなく、利用者の自主性を強調し、行政、設置者、メーカーに対応を促すこの条例は、一人一人が考え、行動するきっかけとして評価できると考えます。

 また、「もっとモーレツダッシュして」(経済高度成長期1969年CM)、「24時間戦えますか」(バブル経済期1988年CM)といった、効率絶対視で、早いことは良いことという「強者の論理」による前世紀的価値観を背景にした片側空けという因習は、心の豊かさをもとめ、多様性を重視する現代社会ではまったくの時代遅れであり、エスカレーターで歩かないことは働き方改革、生き方改革の第一歩でもあると主張しています。

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読売新聞

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